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Posted by TI-DA at

2015年02月06日

中国語レッスン

この度、那覇の壺川に越してきました。
長いこと、女子大で中国史を教えてきました。
近所で中国語を学びたいという方がいらしたら、
懇切丁寧に教えたいと思います。

1レッスン、一時間。
2000円から。

発音の指導に力を入れています。  


Posted by ドクトルふぁん at 23:53Comments(0)中国語

2014年09月18日

漢和辞典はネットにない

仕事柄、漢和辞典は手放せなかった。
大学のゼミでは近代中国の史料を用いていたので、
学生にも『新字源』を薦めていた。
その後、退職と同時に処分した。

しかし、今は琉球王国の外交文書である『歴代宝案』を
編集しているので職場で『新字源』を多用している。

今、中国史研究の洋書を翻訳している。そうすると、
どうしても原典に当たる必要が出てくる。英語は
ネットの辞書が使えるが、漢和辞典はネットにない
ということに気付いた。

需要の問題か、フォントの問題か、定かではない。
そこで、アマゾンで『新字源』を検索したら、ありました。
何と700円でとても綺麗なものをゲットできたのです。
新入生になった?ような感覚で使っています。
  


Posted by ドクトルふぁん at 12:21Comments(0)ことば

2014年07月13日

中国語 ワンコイン・レッスン 8月より

今、中国語があつい。
与那原にて、中国語のワンコイン(500円)レッスンを
始めます。

中国語ってどんなして学ぶの?
発音って難しい?
まずは30分、体験レッスンはいかがですか?
今なら、初級テキストも無料で進呈します。

8月から開始いたします。
こうご期待。  


Posted by ドクトルふぁん at 13:00Comments(0)中国語中国語教室

2014年04月19日

ボーイフレンド貸します

『時事中国語の教科書』から、エピソードを
紹介します。

春節での一コマ。
「租男友回家」(ボーイフレンドを借りて里帰り)

大晦日が近づくと、結婚できないでいる女性は
焦ってくる。つまり、実家に帰り、結婚はどうなったのか、
と父母から口うるさく言われるというのだ。

需要があるところに市場は生まれる。
(有需求就有市場)
ネット上でボーイフレンドの貸し出しビジネスが
流行っているという。

街歩きの付添い   1時間15元
おしゃべりの相手  1時間10元
ご飯の相手     1時間15元

などなど。
何やら、日本の秋葉の光景のような
感じもしないでもないが。

優秀な女性は自分よりランクが上の男性を
求めるため、なかなか結婚相手を
見つけることができないということか。

このテキスト『時事中国語の教科書』は
中国の比較的新しい動きを紹介しており、
面白いが語彙は結構難しいです。

ここからは宣伝。

興味のある方には、講読の授業を
行います。(中級中国語)

もちろん、初級中国語の
生徒さんも募集中です。
お気軽にご連絡下さい。





  


Posted by ドクトルふぁん at 18:53Comments(0)中国語中国語教室よもやま話

2014年04月15日

中国人が喜ぶ日本の「おみやげ」ベスト3

20数年前、中国へ行くときに持参する「おみやげ」
は、100円ライターとか、ボールペンとか、比較的
お金のかからない日用品であった。それでも
たいそう喜ばれたものだ。

しかし、「世界の工場」となった中国にそのような
ものを持っていったら、それが中国製であったりする。

有るサイトで「中国人に喜ばれる日本のおみやげ」が
載っていた。

「最受中国人喜爱的日本特色的小礼物」

①爪切り 「指甲刀」
 これは意外であったが、日本製には匠の技術が
生かされていてよく切れるという。

②日本風のキーホルダー 「充满日本风的钥匙链」
 東京タワー、寿司、ウナギなど日本的な?デザインの
キーホルダーが受けているらしい。価格も安いので
気軽に配ることができる。

③兜の人形 「日本战将头盔」
 戦国武将などが身に着けていた兜はいかにも
日本の歴史を彷彿とさせてくれる。特に紅色や
金色を中国人は好む。
 戦闘的なイメージからあまり好まれないのでは、
と思ったがこれも意外である。

日本の「お家芸」である電気製品も根強い人気がある
だろうが、それは中国製品で代替することもできる。

実際にはかなりマニアックな品物が受けている
と言えよう。  
タグ :日本みやげ


Posted by ドクトルふぁん at 22:40Comments(0)中国よもやま話

2014年04月10日

リスニングを鍛える

「中国語ができる」といくら豪語しても、
客観的な証拠を示さない限り、ビジネスの世界では
通らない。

今や資格取得が当たり前の時代、はやりHSKは
受験しておこうと思う。
そこでリスニングになれるべく、アマゾンでテキストを
物色した。
そこで見つけたのが『聴読中国語』なるテキスト。




進学塾が出している東進ブックスのシリーズもののようだ。

初級から上級まで対応して、「課本」も適度な長さで、
文法事項も無理なく習得できる。
DVDが付属しており、音楽プレーヤーに落として、
通勤途中で聴こうと思った。

しかし、パソコンに落とすことはできたが、i-tuneには、
ダウンロードできない…。2008年初版とあるから、大分
年数も経っており、その間にi-tuneソフトが対応しなくなったのかも。

内容は良いだけに、困ったことである。
  


Posted by ドクトルふぁん at 10:00Comments(0)中国語

2014年03月21日

中国語をはじめよう

もうすぐ春、4月。
これから新しい生活が始まる人も多いことでしょう。

今までのだらけた自分に喝を入れて何かを始めませんか?

私も4月から語学の資格取得をめざして頑張ろうと思っています。
英語はもちろん、韓国語も再学習しようかな。

さて、4月から中国語レッスンを始めます。



最近のテキストはこんな表紙です。
初心者はもちろん、大学の授業のサポートまで対応します。

場所はカフェや公共施設を考えています。

個人レッスンが基本で費用は1時間2000円。
使える中国語は発音から。
きちんとお教えします。

テキストは無料で差し上げます。

詳しくは下記までご連絡下さい。
hhokari(アットマーク)hotmail.com



  


Posted by ドクトルふぁん at 11:19Comments(0)中国語教室

2013年12月14日

大江健三郎、莫言のノーベル賞受賞を予言

『時事中国語の教科書 2014年度版』(朝日出版社)という、
中級レベル向けのテキストがある。

毎回、中国に関する時事ネタを読みながら、中国語の
学習もできるというもの。

今日は、第一課。
「大江曾预言;莫言会得诺贝尔奖」

ノーベル文学賞と言えば、日本人なら「村上春樹!」と
なるかもしれない。

しかし、アジアの作家として、2012年に受賞したのは莫言であった。
そこで私も莫言の作品を読んでみた。

うーん。中国の農村が舞台で、登場人物や言葉がとても「土」の匂いに
満ちている。いささか、苦手な世界かな。

しかし、そうした民俗的世界に普遍性を大江は見出したのだろう。

大江は、莫言の「强劲的创作能力」を高く評価した。

また、大江は、莫言についてつぎのように言った。

「我认为你是可怕的对手,然而,仍然是朋友」
(あなたは恐るべきライバルであるが、依然として友人でもある」

ライバルであり、かつ友人、そういう日中関係でありたい、と思う。

最後にもう一つのフレーズを。

「一打开书本,眼皮就开始打架」
(本を開くと、まぶたが喧嘩をし出す。)

寝不足は体に毒。早く寝ましょうね。


  


Posted by ドクトルふぁん at 19:02Comments(0)中国語中国

2013年11月17日

中国語テキスト 拝受

朝日出版社から、中国語テキスト(見本本)を頂いた。
以前、生徒さんのために数冊注文したことがあるだけなのに
毎年、送って頂いている。恐縮します。

これはまた中国語を教えろ、というメッセージかも?!
でも生徒さんの希望があれば、是非注文したいと思っている。

今回いただいたテキストで一番デザインが派手なのがコレ。



「日中いぶこみ 12景」

「いぶこみ」とは異文化コミュニケーションの略。
内容もしっかりしており、中国語は同じ漢字を使ってはいても、
異文化なのだ、ということを理解する必要があるということだ。
これはお薦め。

そして、毎年楽しみにしているテキストがコレ。



「時事中国語の教科書2014年度版」

昨年2013年に中国で起きた出来事を政治や社会など興味深いテーマを
取り上げた中級の読み物。

今回のサブタイトルは「推向市場」。

輸出に頼らず、国内消費を育成するという内需主導の政策への
転換を示している。

今回の内容をいくつか拾ってみる。

・「大江健三郎、莫言受賞を予言」
・「本に口づけする少女」
・「中国式道路横断に「ノー」を」

などなど、面白そうな内容がてんこ盛り。

ちなみに「本に口づけをする少女」の話は、
「看不见」、「听不见」、「摸不准」という視覚・聴覚・触覚の三感が
不自由な少女が、唇を本に当てる方法で苦労して本を読み、
努力の結果、香港中文大学翻訳系に合格したというもの。

中国語では「以唇吻书」。(yi chun wen shu)

まあ普通は次のように使う。
「他轻轻地吻了她一下。」
(彼は彼女にそっと口づけをした)

「本に口づけ」 何てロマンティックな表現だろうと
思いきや、実は大変な苦労があったのです。

人間の無限の可能性に感動します。

ということで中国語のレッスンをやります。
基本は個人レッスンで一時間三千円。
詳しくは、メールで。
hhokari(アットマーク)hotmail.com

  


Posted by ドクトルふぁん at 12:34Comments(0)中国語中国語教室

2013年10月29日

身の程知らず

こんなに偉い人たちの前で私のような未熟者が
話をするなんて、「班門弄斧」(ban1men2nong4fu3)だ。

謙遜して、身の程知らずだという時に使う成語。
訳すなら「魯班の家の前で斧をふるってみせる」こと。

魯班は春秋時代に生きた「大工の神様」。
その名人の前で斧をふるなんて・・・。

魯班の名は今でも「魯班尺」で残っている。
漢字文化圏で使われてきた「物差し」。
しかし、ただ、長さを計るのではなく、
運命までもはかる。

これは「風水尺」ともいい、「財、病、離、義、官、劫、害、本」
の八つの字が配列されてあり、
門の広さや入り口の大きさの決定の時に使用されていた。
門の寸法を計った時に、「財、義、官、本」の四字にあたれば
吉とし、「病、離、劫、害」にあたれば凶とした。

今でも香港や台湾、沖縄などで残っているらしいが、
まだ実物を見ていない。

風水の知恵では、長さには「程度」の違いだけではなく、
「良し悪し」の違いもあったのだ。  
タグ :成語風水


Posted by ドクトルふぁん at 21:56Comments(0)中国語よもやま話

2013年10月29日

心が上下するとは?

ある中国語の論文を翻訳していて、面白い表現に
出会った。

「忐忑」tan3te4

正直はじめて見ました。

意味は「気が気でない」「どきどきする」。
文字通り、心が「上下」しているということ。

「忐忑不安」などと使います。

中国語は2文字の熟語で使うことが
多いので、こうした表現は得意なのでしょう。



  


Posted by ドクトルふぁん at 00:40Comments(0)

2013年10月14日

カルト社会化する?中国

Nスペ「中国激動 ”さまよえる”人民の心」。
中国経済にも陰りが見え、これまでの金儲け一辺倒では
社会全体、うまくゆかなくなってきた。特に貧富の格差は
大きくなり、貧しい人々の生活は誰も守ってくれない…。

そうした中、中国ではキリスト教や儒教といった宗教が
人民の支持を得て、拡大しているという。

ある女性企業家はこれまで順調であった会社が夫の突然の死
以降、低迷して倒産してしまう。これまで彼女は家族や周りの人の
ことを顧みず、自分の利益しか考えてこなかった、と涙ながら反省し、
儒教の道に進む。

農村から都会に出稼ぎに出た二十代の女性は仕事が
うまくゆかずに失業して失意の中、家庭教会の人に救われる。
拝金主義という「悪魔」を追い出す儀式を通じて、彼女は
キリスト教に帰依する。

内戦後、「革命」で正統性を勝ち得た共産党は、90年代以降は
経済成長で社会の安定を図ってきた。しかし、
経済発展で豊かな暮らしを提供することで民心を安定させる
ことができなくなった共産党は、今や宗教の力を利用せざるを
得なくなっている。

番組で映された映像は、中国人民が集団で宗教に走る図である。
頼るべき集団としての儒教集団や教会。その教義を真剣に
考えているとは思えない。そこにあるのは、集団による「熱狂」だ。

中国社会は徹底してプラグマティックである。人々はその時々の
流行に敏感だ。さまよう人々の受け皿が何処にもなくなっている
今の中国で、宗教がそれを提供しているのだろう。

もともと伝統的に「小さな政府」であった中国では、民間社会で
地縁血縁などによって相互扶助を行ってきた。国家権力は
むしろ人民をいたぶり、搾取する「悪者」であった。
共産党はそうした「伝統」を否定、共産主義的な社会改造を
行った。しかし、歴史が明らかにしたように、社会主義改造は
見事に失敗した。

何事も極端に走る傾向にあるのが中国文化の特質に見える。
儒教も社会に役立つ面もあるし、女性蔑視などよろしくない
側面もあった。資本主義も二面性がある。

先に紹介したもと女性企業家は今や儒教の布教活動に
命をかけるという。これも、ある種の「熱狂」だ。

今の中国に必要なのは「熱狂」ではなく、「冷静さ」だ。
社会の規範を儒教やキリスト教に求めるのは
結構だが、それは社会に根付くのだろうか?
社会正義や道徳は、確かに「綺麗ごと」という
面もある。しかし、それでも社会には必要なのだ。



  


Posted by ドクトルふぁん at 00:05Comments(0)中国

2012年11月03日

转机团体合影って?

知人が北京で開催されたシンポジウムから
帰国した。その会で記念に撮影された写真を
見せてもらった。

私も学会参加などでもらったことがあるが、
見せてくれた集合写真は箱入りでサイズもやや大きめ。

問題は、その箱に印刷された写真会社の宣伝文句。
「中華老字号」という老舗の写真会社で1921年創立。
そして、今風にデジタル処理も行うことが書かれている。
その中に、「转机团体合影」という文句があった。

「团体合影」は集合写真だというのはわかる。
しかし、その前に「转机」とある。
普通の意味は「(飛行機の)乗り換え」だが、
集合写真とは結びつかない。

ネイティブ中国人も意味がわからないという??

同封された会社のチラシに共産党大会の集合写真が
小さく印刷されていた。これが超ヨコ長。
そして、撮影機が数台…。!!!

そう。つまり、「转机」とは、カメラ数台を使用して、ヨコ長の
集合写真を撮影する方法のことを意味しているのだ。

…。解決!



  


Posted by ドクトルふぁん at 12:19Comments(0)中国語

2012年10月27日

テキストを頂く

朝日出版社さんから、中国語テキストの見本が
届いた。
3月まで中国語教室をやっていた時に、少しばかり
テキストを注文したことがあったので、また送って
くれたのだろう。
今は教えていないので、なんだか、申し訳ない。
まあ、週末なら、教えることはできるかも・・・。

そのテキストの中に、興味深いものがあった。
それは、『はじめての中国語 すくすく』という
もので、韓国外国語大学が編集したものだ。

今、韓国でも中国語学習熱は高まっている。
やはり経済大国となった中国との付き合いは
重要なのであろう。

そのテキストはイラストが多く、フォントサイズも
大きく、どこか「絵本」のような印象(いい意味で)。
内容が盛りだくさんの日本の中国語教科書とはかなり違う。



しかし、入門としては、これでいいのかもしれない。
簡単な会話ができることが大事なのだから。

それから声調の説明。日本のテキストで、第3声は、谷型「V」で
図示されるが、この本では、「_」という下の方に直線で示されている。
実際、第3声は下がったままで発音することの方が多いので、
韓国のテキストの方がいいのかもしれない。

こんなことを言うのは申し訳ないが、日本の
テキストはどれも大同小異で、いかにも
専門家が作成したという感じである。

韓国など、他の国の中国語テキストが
どのようなものなのか、是非もっと知りたい。
言葉は文化なので、他国のテキストを
そのまま使うことはできないが、
大胆な編集を期待したいと思う。

ご存じのことと思うが、一般書店で市販されている
中国語テキストは、ほぼ100%使えない。
それは発音が「カタカナ」で示されているからだ。
日本人が中国語を学習する場合、絶対に「カナ」
に頼ってはいけない。
さらに、「漢字」も初級段階では使ってはいけない。
どうしても「目」に頼ってしまい、耳と口の練習が
おろそかになってしまうから。

それにしても、大人げない政治家の御蔭で、
日中の交流は大きな損害を受けてしまった。
やめてほしい。
  


Posted by ドクトルふぁん at 18:29Comments(0)中国語

2012年03月02日

よなばる中国語教室閉室のお知らせ

昨年春から早一年。
よなばるの地に中国語を広めようと
開いた中国語教室ですが、この2月を
もって閉室いたします。

併設の学習塾の方が予想外に
生徒が集まらずに已む無く…。

中国語教室には数人の生徒さんが
通われて楽しく学習ができました。
感謝いたします。
教室は閉鎖しましたが、出張レッスンは
まだ続けています。

私もまだまだ勉強不足。
自分の仕事の幅を広げるため、
中国語はもちろん、英語も
ブラッシュアップしていきたいです。


  
タグ :中国語教室


Posted by ドクトルふぁん at 11:30Comments(0)中国語教室

2012年02月15日

バレンタインデーは「情人節」

2月14日はバレンタインデー。
中国では「情人節」(qing2 ren2 jie2)という。
実は「情人」は日本でいう愛人の意味を持っている。
(いわば「情婦」や「情夫」)。
ご存じのように中国語で「愛人」は配偶者なので
ややこしい。

西洋起源のこの行事も資本主義の発展(固い!)
とともに世界中に広まる。

日本ではチョコレート「巧克力」(qiao3 ke4 li4)を贈る形が
定着してしまった。製菓会社の陰謀とする説もあるが、
実際は学生の間で徐々に広まったらしい。

中国でも改革開放以降、若者を中心にこの日に
贈り物をする習慣が広がった。
しかし、西洋の習慣が中国の伝統文化を乱している
という批判がなされることがよくある。

お隣韓国はもっとすさまじい。年間、12回のバレンタインデーが
あるらしい。毎月、趣旨を変える形で14日に恋人たちが
愛を交換しあうという。
一人者にとってはかなり辛い社会だろうと思う。

物事はすべて行き過ぎはよろしくない。
  


Posted by ドクトルふぁん at 17:44Comments(0)

2012年02月11日

深夜体

深夜体 (Shen1 ye4 ti3)

2011年末に中国のブログで流行した文体。

仕事帰りの疲れたサラリーマンと人民警察のおじさんとの
対話の形をとる。

例えば、
民警おじさんとプログラマーの会話。

帰宅途中、一人の民警が来て、突然私に向かって叫んだ、
「止まれ!インテルのタイプは何文字か?」
私は「4文字」と答えると、民警は「行ってよい」。
私は不思議に思い、「何でこんな質問をするのか?」
民警「深夜、辛そうに貧乏くさい様子で歩いている奴は、
コソ泥かプログラマーくらいだ。」

こうした文体はブームとなり、様々な業種で作成された。
不動産、HP作成、モンハン・マニア、受験生など。
笑い話の中で、警察は各業種の基礎知識を熟知している。
あるネット仲間は言う。
「人類はもはや人民警察の洞察力を阻止することはできない。」

次の例はこうだ。
民警「止まれ!『TOEFL45日 天紅宝書』の第一番目の単語は何だ?」
学生「abandon」
民警「行ってよい。」
学生「何でそんな質問をするの?」
民警「深夜、辛そうに貧乏くさい様子で歩いている奴は、コソ泥かTOEFL受験者位だ。」

少し前の中国で深夜、そとを歩いていたのは人民警察のおじさん
くらいだった。
ところが経済発展にともなって、ハードワーカーや受験生なども
よく遅くに帰宅するようになったのだろう。


  


Posted by ドクトルふぁん at 14:06Comments(0)中国語

2012年02月08日

Chinsumer とは?

Chinsumer

China+consumer
 世界中でブランド品を買いまくる中国人のこと。
今や、ブランド品の総売り上げの3分の1は彼らが
消費している。
イギリスではロシア人やアラブ人に代わり、彼らが
最大の顧客となっている。

Chinsumerのような中式英語(Chinglish)の歴史は
18世紀頃の東南アジアのマラッカなど交易都市の
中国人が使用したブロークンな英語、ピジン・イングリッシュに
さかのぼる。その後、19世紀中期の香港や上海租界の
西洋商社で働く中国人(「買弁」)の話す英語(「洋泾浜英语」)
もそうだ。しかし、話し言葉であるため、今ではピジンは
消滅している。
今、街中に奇妙な英語の標識があふれている。

中国のグローバル化にともない、その奇妙な英語が世界中に
広まりつつある。それは間違いとかいう問題ではない。
使われることで、その言葉は生きていく。
  


Posted by ドクトルふぁん at 23:36Comments(0)中国

2012年02月06日

正月用品の移り変わり

中国では春節の夜、一家集まって、年越しの御馳走を食べるが、
しばしば往年の春節のことを思い出す。
時は流れ、暮らしが豊かになるにつれ、正月用品も大きく変わった。

「年貨」(nian2huo4)は、正月に用いる食物・器物・装飾品など
(年画や爆竹など)。
と同時に昔の正月の記憶がよみがえってくる。

60-70年代は、まだ集団化の時代。
配給券で豚の頭や肉、酒、爆竹、砂糖、野菜、たばこなどを
買ったという。

80年代はモノも豊かになってきた。中にはカラーテレビを
買う家庭もあった。テレビでは年末番組として、
「联欢晚会」(lian2huan1wan3hui4)を見るのが
恒例となった。

90年代。生活も豊かになり、年末にカラーテレビ、洗濯機、
冷蔵庫を揃える家庭が増えた。親戚への贈り物も
高級な酒・たばこになる。子供たちへのお年玉も
50元から100元と高額になる。

21世紀になると、春節の過ごし方も多様になる。
母親の苦労を思い、ホテルで過ごしたり、金持ちは
一家で旅行と洒落込む時代となる。

正月用品の買い出しは単なる消費行為ではなく、
後々の記憶に残るような大事なイベントなのだ。  
タグ :中国春節


Posted by ドクトルふぁん at 22:35Comments(0)中国

2012年01月19日

旧正月は故郷に帰れない?!

もうすぐ旧正月。
今年は1月23日が旧の元日。
中国では、昔からこの日は一家団欒の日。
外地(海外も含む)に出稼ぎに行っている
人も旧正月には故郷に帰る。

しかし、昨今は話が少し違ってきている。

恐归族(kong3gui1zu2) という言葉があるらしい。
帰るのがこわいという人たち。
その訳は、

1多大な出費がかさむ。
2親から結婚しろと言われる。
3お嫁さんが嫌な思いをする
4親戚友人を訪ねたり、家の用事をしたりと時間が足りない。
5お土産代がばかにならない。年収に匹敵する場合も。
6交通が混雑するし、切符も買えない。

日本に比べ、人間関係が重要な中国で
正月に顔を見せないとなると、いろいろな
面で不都合なことになるだろう。

日にちをずらして帰国すればよいと
合理的な考えを持つ人もいるだろう。
ただでさえ、人口圧力の強い中国、
私なら空いている時に帰ります。


  
タグ :春節恐帰族


Posted by ドクトルふぁん at 16:13Comments(0)中国