2012年10月27日

テキストを頂く

朝日出版社さんから、中国語テキストの見本が
届いた。
3月まで中国語教室をやっていた時に、少しばかり
テキストを注文したことがあったので、また送って
くれたのだろう。
今は教えていないので、なんだか、申し訳ない。
まあ、週末なら、教えることはできるかも・・・。

そのテキストの中に、興味深いものがあった。
それは、『はじめての中国語 すくすく』という
もので、韓国外国語大学が編集したものだ。

今、韓国でも中国語学習熱は高まっている。
やはり経済大国となった中国との付き合いは
重要なのであろう。

そのテキストはイラストが多く、フォントサイズも
大きく、どこか「絵本」のような印象(いい意味で)。
内容が盛りだくさんの日本の中国語教科書とはかなり違う。

テキストを頂く

しかし、入門としては、これでいいのかもしれない。
簡単な会話ができることが大事なのだから。

それから声調の説明。日本のテキストで、第3声は、谷型「V」で
図示されるが、この本では、「_」という下の方に直線で示されている。
実際、第3声は下がったままで発音することの方が多いので、
韓国のテキストの方がいいのかもしれない。

こんなことを言うのは申し訳ないが、日本の
テキストはどれも大同小異で、いかにも
専門家が作成したという感じである。

韓国など、他の国の中国語テキストが
どのようなものなのか、是非もっと知りたい。
言葉は文化なので、他国のテキストを
そのまま使うことはできないが、
大胆な編集を期待したいと思う。

ご存じのことと思うが、一般書店で市販されている
中国語テキストは、ほぼ100%使えない。
それは発音が「カタカナ」で示されているからだ。
日本人が中国語を学習する場合、絶対に「カナ」
に頼ってはいけない。
さらに、「漢字」も初級段階では使ってはいけない。
どうしても「目」に頼ってしまい、耳と口の練習が
おろそかになってしまうから。

それにしても、大人げない政治家の御蔭で、
日中の交流は大きな損害を受けてしまった。
やめてほしい。



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Posted by ドクトルふぁん at 18:29│Comments(0)中国語
 
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